都市公園とは

私たちが普段使っている公園ですが、そのほとんどが都市公園です。では、都市公園とは何でしょうか。

都市公園ときくと、都市にあるものなのだというイメージが湧きますが、都市に限られたものではなく、国や地方自治体が設置したもののことを都市公園と言います。日本全国、どこにおいても、国や地方自治体が設置した公園は、都市公園である、というわけです。もう一つの公園として、自然公園が挙げられます。これは、自然環境を保護するために、公園化して、土地を守る、というものです。観光地などでよく見かけます。

都市公園は、全国で11万以上の箇所があります。人口の多い東京の箇所数が一番多いですが、二番めは北海道です。面積が広いからです。総面積で言えば、北海道がダントツの一番です。

都市公園の九割くらいが、住民基幹公園で、近隣の住民に利用されることを想定して作られています。住民基幹公園は、周りの地域住民の居住範囲の大きさにより分けられており、大きさの小さいものから、街区公園、近隣公園、地区公園です。

都市公園は、住民基幹公園の他にも、緩衝緑地等というものが大きな割合を占めており、大気の汚染や、騒音などを発生する場所から、住宅地を遠ざける役割があるのが緩衝緑地、都市の景観を保つのが都市緑地とされています。

都市公園について、知っておくとより楽しめること間違いなしです。