何気なく使っている公園には、歴史があります。これまでは、すべり台やブランコを設置する、という同じフォーマットの公園をたくさん作ることで、普及されてきましたが、今後はそのような大量生産では、需要がありません。ですから、これからどのように公園を設計していくのか、様々な場所で、様々な人々が会議を繰り返しています。その中でも、公園と地域をつなぐ仕組みについて、様々な人々が話し合っています。
ただ遊ぶだけでなく、公共の場としても使われる公園ですが、そのポテンシャルを十分に発揮すれば、様々な役割を果たせるはずです。例えば、地域住民を集めて、ピザを焼けるように、ピザ窯を設置したりすることで、地域住民の結束力を高めることができるのです。
そのような、公園と地域をつなぐ仕組みに必要なものが、クリエイティビティです。普通の公園にはないようなものを設置することで、システム的に地域住民の関わりを増やすことができます。誰かに負担がかかることがないような、自然な形ができるのです。そのためには、これまで以上に柔軟で、新しいアイディアが必要になってきます。利用者からの視点で一度考えてみて、提案してみるのも良いと思います。
ぜひそのような仕組みについて考えて、利用して、楽しんでみましょう。