これまで、たくさんの公園が作られて、たくさんの人々に利用されてきました。これまでは全国に同様のクオリティの公園を配置するため、あるフォーマットに沿った公園が大量に作られてきました。しかし、今後はそのようなことでは通用しないと言われています。これからは、公園の個性が重要になる時代。つまり、画一的なつくり方ではなく、利用者の年齢や、利用方法まで想定し、つくることが求められています。
公園づくりについて考えるために、様々な会議が行われています。例えば、公園だけについて考えるのではなく、公園を含めた周辺施設について一緒に考えることで、その地域のブランドを高めることができるのではないか、ということや、補修を繰り返し、安全性を保っておくような、お金を消費するだけのものではなく、利用されればされるほど、価値が高まるようなシステムを作る、ということや、公園において、地域住民の育成を、楽しくレクリエーションのように行う、などの話し合いがなされています。
その他にも様々な会議が行われており、そのような試行錯誤を通して、よりクオリティの高い公園が生み出されようとしています。私たち一般利用者も、ぜひ楽しみにしましょう。